高井ゆと里

高井 ゆと里(たかい ゆとり、1990年 – )は、日本の哲学者。群馬大学情報学部准教授。
専門は西洋哲学、生命倫理学、および研究倫理について。学位は博士(文学)(東京大学)。
トランスジェンダーに関する論説者として有名。

卒業論文で『存在と時間』をテーマとして以来ハイデガー研究を専門とする。 ノンバイナリー当事者であることを明かしており、訳書に『トランスジェンダー問題: 議論は正義のために』がある。2023年、周司あきらとの共著『トランスジェンダー入門』が話題となり、紀伊國屋じんぶん大賞第3位、新書大賞では第5位に選出された。

その後、編著に『トランスジェンダーと性別変更:これまでとこれから』(2024年)同じく周司あきらとの共著『トランスジェンダーQ&A:素朴な疑問が浮かんだら』を出版している。