GSRM, GSRD

Gender, Sexual, and Romantic Minorities(GSRM)、またはGender, Sexual, and Romantic Diversity(GSRD)の略。LGBT+に代わる包括的な総称として提案されている用語である。LGBTが個別のアイデンティティの頭文字を並べる方式であるのに対し、GSRMは「ジェンダーに関するマイノリティ」「性的指向に関するマイノリティ」「恋愛的指向に関するマイノリティ」という三つのカテゴリーでくくることで、個々のアイデンティティを文字として追加する必要をなくした。アセクシュアルやアロマンティックなど、性的指向と恋愛的指向を分けて捉える「分離的魅力モデル(Split Attraction Model)」の考え方を反映している点が特徴で、LGBTQIAのように文字列が際限なく伸びる問題を回避できる。GSRMが「少数者」を強調するのに対し、GSRDは「多様性」を強調する表現であり、文脈に応じて使い分けられる。2018年頃からオンラインコミュニティを中心に使われ始めたが、現時点では主流用語としての普及には至っていない。