セクシャリティ

人が誰に対してどのような性的・恋愛的関心を持つか、また自分の性をどのように感じているかという、多層的なあり方の総称。単に「性的指向」を指す場合もあるが、より広く性自認・恋愛的指向・身体的な性のあり方なども含む概念として用いられる。かつては異性愛のみが「正常」とされ、それ以外は病理や逸脱として扱われてきたが、1973年にアメリカ精神医学会がDSMから同性愛を削除して以降、「多様なセクシャリティが自然に存在する」という認識が国際的に広まった。現在では、性的指向(誰に惹かれるか)、恋愛的指向(誰を好きになるか)、性自認(自分の性をどう感じるか)を分けて捉える見方も一般化しており、セクシャリティは固定したものではなくグラデーションや流動性を持つとされている。→SOGI、→Split Attraction Model